チャンミン君と風太の日記
シャンティの受難
ゆるゆるウンチ。時々出血有り。シャンティのお腹の状態があまりよくありません。
虫がお腹にいると、下痢や血便が見られる事もあるらしいのですが、これは薬ですでに治療済み。なのにまだ時々血混じりのウンチをするのです。
Sさんに相談したところ、消化器病の療養食、ヒルズのi/dとw/dの試供品を持ってきてくれました。
水曜日の夜から食べさせ始めて2日。いいウンチになってきました♪ 療養食って凄い!!
美味しくないって食べなかったらどうしよう...という心配は杞憂に終わり、いつも通りモリモリ食べてくれています。大きくなったけどまだまだ子供。食欲全開で助かります。
ン~一時的なものであったり、大人になるうちに治ってくれればいいのだけど...。要観察かな。
と、お腹の調子は気になるもののシャンティはとっても元気です。カサカサと音がするとすっとんできて、遊んでいます。
そんなシャンティ、今日は大きな不幸に見舞われました。
今日のお昼過ぎ、いつになく侘助が大きな声で鳴き続けます。最初は部屋の戸口で。生返事をしていると、足元まで来て、大きな声で鳴き続けるのです。
「かぁさん、こっち来て。ねぇねぇ大変なの。こっち来て」
そんな感じ。呼ばれているような感じです。
で、何? って侘の跡を付いて行くと、その先にシャンティの姿が。
そのシャンティは一生懸命顔を洗っているのだけど、その動作がなんとなく変です。
よくよく見たら、シャンティの首輪が口に嵌ってしまい困っていました。
取ってあげようと近づくと、必死になって逃げていきます。だよねー。こういう状況じゃなくても近づけば逃げる子なんだから、自分が大変な状況に陥ったときに人に助けを求めるワケがないのです。
こういう時に、信頼関係を築けていないって本当に困るんですよね。少しでも早く取ってあげたいのに、近づけば必死で逃げるのですから...。こうなると落ち着いてくれるまで待つしかありません。
側に居ると一向に落ち着かないようなので、台所の棚の奥に隠れたシャンティを残して、部屋に戻る事にしました。すると、侘助が「かぁさーーーん。シャンちゃんが大変なんだよーー。助けてあげてよーー」と呼びに来ます。侘助、いいヤツだなぁ(^^ゞ
ケージにシャンティが入った時が唯一捕獲できるチャンスです。自らケージに入ってくれるまで、じっと待つしかありません。ラッキーなことに程なくケージに入ったのでこの機を逃さず、素早くケージの入り口を閉めます。パニックになっているのでいつもより攻撃的ではありましたが、なんとか洗濯ネットで包むことができました。
ここまでくれば、あとは口に挟まったベルト(首輪)を外してあげるだけ...
なんですが、あれれ? ベルトが挟まって...ない...??
というのも、首輪が猿ぐつわのようになっている状態を想定していたのですが、実際は、ベルトの長さを調節する所の金具(金製じゃなくてプラ製なんだけど)の輪っかがシャンティの下の犬歯に引っかかってしまっていたのです。歯の根元までガッチリ嵌って隙間がありません。外そうと思って引っ張るとすごく痛がって首を振ります。
ベルトを緩めようにも長さを調節する部分が歯に引っかかっているので、緩めることもできません。首輪を切るしかないかしら? でも、ベルトを切断するにも、ハサミを入れる隙間もありません。どうしようどうしようどうしよう...。こちらも軽くパニックになりながら、ゴソゴソと首輪をいじっているうちに、首輪の留め具脇の出っ張りを押しこむとパチンッと外れる構造だった事を思い出しました。これなら引っ張って痛い思いをさせることなく首輪を外せるぞっ!
少しの力でも歯に響くのか、シャンティはとても辛そう。頭を動かさないように抑えながら、出っ張りを押し込み、何とか外すことに成功!!
はぁぁぁぁぁ~
えらいめにあったねぇシャンティ。おばちゃんも、なんだかグッタリだよ。
侘助も何度か首輪が口に嵌って猿ぐつわ状態になったことはあるけど、金具が歯に引っかかるなんて...初めて。こんな事故が起こることもあるのね...。
とんでもない目に遭いましたよ。(ストレス感じて消化器病を悪化させないでよ)
シャンティの救出劇がひと段落したら、やっと落ち着いた侘助。本当に侘は弟想いだね。イイ子。