残念でした

チャンミン君と風太の日記

2017年7月21日 09:01 ｜コメント(0)

アーントキャットさんのご紹介で、シャンティが里親さんを名乗り出てくださったお宅にトライアルに行くことが決まり、14日の夕方、お届けにあがりました。

我が家にやって来たのが7月14日。途中、メレンゲと交代でシャンティ3兄弟を保護されたSさん宅と家とを行き来したりもしましたが、ちょうど丸々1年です。

思いのほか長い付き合いになったシャンティ。どうか幸せに...とお別れをしたつもりでしたが...。

トライアルに行ったお宅で、日曜日の朝から姿をくらまし、納戸の奥に入り込み、じーーーっと気配を消していたそうです。
まったく気配がなかったせいで、お宅の皆さんは、外に出てしまったのではないかと、それはそれは気が気でない毎日を過ごすことになってしまいました。水も飲まず餌も食べず、気配もせず...ですから、外に出てしまったと不安に思われるのも無理はありません。
シャンティの性格は超絶ビビリです。知らない環境に一人取り残されたときに、広い世界（部屋の中央）に身を晒し、さらに外に行くとは考えづらかったので、家の中に隠れているだろうとは思いましたが何があるか分かりませんから、心配しました。結局、飲まず食わずで丸4日籠城の末、5日目の朝にお宅の方が発見され、無事を確認できました。

名前を呼んで出て来るような子ではないですし、抱こうとすれば嫌がるし...。もし外に出てしまっていたら、果たして捕まえることが出来るだろうかと思うと、背筋の凍る思いでしたが、見つかって本当にホッとしました。

筋金入りの怖がり猫シャンティは、残念ながら帰ってくることになりました。

シャンティを育てようかと思ってくださったのに、このような事になってしまい、猫を飼うという事自体に怖さを感じてしまわれたご様子。愛情や責任をたくさんお持ちの方だからこそ、そのようなお気持ちになられてしまったのだと思います。申し訳なく思います。シャンティが難しい子だっただけで、もっと人にフレンドリーな子も沢山います。どうぞトラウマになりませんように。