チャンミン君と風太の日記

ヤガモって...

2015年11月 6日 13:50コメント(0)

ニュースを見ていたら「ヤガモ」という言葉が聞こえてきました。

若い方はご存じないだろうなぁ。もう10年だか15年前だか(もっと前かな...)矢に射られて傷ついた鴨のことが連日報道された事があったのです。その鴨の事を「ヤガモ(の刺さった)」と呼んでいました。誰が最初に言い始めたのか知りませんが、あっという間にその呼び名が定着してしまいました。

「ヤガモ」という言葉を耳にするたびに、
オイオイ、その言い方はないだろう...と、嫌~~な気分になったものでした。

だって、マガモとかコガモとかカルガモとか...鴨の種類を呼ぶように「ヤガモ」と呼ばわるのって変じゃない?
まぁ、「カルガモ」という呼び名にしても、カルガモ本人(本鳥)の意志でもなんでもないのだから、何と呼ばれようがどうでもいい事なのでしょうけど...。

でも、でもですね、私はやっぱり「ヤガモ」という言葉が嫌いです。
残虐で非道な行為が「ヤガモ」という軽い響きで薄められてしまうような気がします。

久しぶりにテレビで「矢が刺さった鴨、いわゆる『ヤガモ』が...」(確かそんな文章だったような)という言葉が流れ出て、過敏に反応してしまいました。

今回被害に遭った鴨にささっていたのは矢ではなくネジだったのだとか。
ネジ...痛かったろうな。想像するだけでゾワゾワと鳥肌が立つ。やった人は、想像しないのかな、その痛みや恐怖を。捕獲され、摘出治療を受け、元いた場所に戻されたそうです。今まで通り、仲間に受け入れてもらうことはできたかな。一日も早い完治を祈ります。

鳩に猫...今度は鴨ですか...。
自分が生きていくために、他の命を戴いて生きながらえさせてもらっているわけで...
スーパーに並ぶお肉だって、元をただせば可愛い目をした牛だったり豚だったりするわけで...
私には終生毎日欠かさず摂らなければならない薬があるけれど、薬が開発されるまでの間にどれだけの数の動物が犠牲になったのだろうかとか...
今年の夏、何匹の蚊を殺したかとか...
色々な事を考えると、私なんかが動物を殺すなと言うのは矛盾するなぁ。
なんて思ったりもします。

で、理屈をアレコレ考えるうちに、訳が分からなくなってしまいます。
なにせ、出来の良い頭ではないもんで。

おそらく、これから先も、生きとし生けるものすべての命が幸せだと思える世の中なんて来ることはないだろう、と、思う。でも、願わくば、理不尽な死を押し付けられてしまった小さな命たちが次に生を受けるときは、どうかたくさんの慈しみと愛情を感じられますように。
あ~、なんか支離滅裂。
哀しいよね。ゴメンネ。

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▲今日も丸めたレジ袋拾いにいそしむ侘助。
おかぁちゃん、コレ投げてもいいよ。僕が拾って来てあげるよ。

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▲夏場の小食が嘘のように食欲の秋を満喫中。結果、見た目絶賛増量中。

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▲侘助が網戸越しに熱視線を送る先には、ブーンッと羽音を鳴らす大きな蠅が1匹。
外で良かった(*'▽')。日頃はどんくさい癖に、意外と虫取り名人なんです。

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