チャンミン君と風太の日記
冷たい雨の日もまた楽し
今日は、おッついに冬がやってきましたね!? という感じの冷たい雨が降る日でした。
こんな日は読書に限る♪
絨毯の上にひざ掛け毛布を敷き、ゴロ寝をしながら読書三昧を堪能しました。
未読の本が品切れだったので、昔読んだ中原の虹を再読中。浅田次郎さんの筆によるもので、以前、NHKでドラマ放映された蒼穹の昴の続編です。いいわぁ。ダラダラゴロゴロと寝っ転がって読書に耽っている身で言うのは口はばったいのだけど、正しい生き方って何だろうかと考えさせられます。自分に課せられた天命とか宿命とか天職と真摯に向き合い、どんなに過酷でも逃げ出さず、命を削るように持てる力を注ぐ人たちの生きざまに涙が出ます。
人は誰でも幸せになるために生まれてきた、というような言葉を耳にしたことがあります。でも、ひねくれものの私は、幸せって何かな? 幸せな状態が続くとそれが当たり前になって、いつのまにか幸せとは感じなくなって、そのうち、あ~ぁ何かいい事ないかなぁなんてつぶやいたりしちゃうんじゃないかな、などと屁理屈を並べてしまいます。でもでも、こういう本を読むと、楽しいとか嬉しいとかそういうことではなく、自分が為すべきことを知り、力を尽くし続けることが幸せなのかもしれないと感じさせてくれます。
冷たい雨の日も悪くない。
侘助は、じゅうたんの上より、段ボールの中より、猫ベットより、人のお腹の上のほうが暖かいと知ったそうです。
仰向けに寝っ転がって本を読んでいた私のお腹の上で爆睡していました。
冷たい雨の日は、まったくもって悪くない。
▲ 侘助の顔の前に手を丸めて置くと、その輪の中に顔を突っ込んできます