チャンミン君と風太の日記
赤毛のシャンテ
猫の保護活動をしておられ、侘助のことも保護してくださったSさん経由で、赤毛の男の子を一時預かりする事になりました。
3匹兄弟で保護されたそうなのですが、3匹団子になって人慣れ断固拒否しておるとか。1匹ずつ独立して人慣れ修行をしよう、ということで我が家にやって来ました。
白多めの茶トラ(?)のシャンテ君です。
大人猫用の大きなケージは、身の置き所がなかった様子。
小さ目の段ボールを入れたら、少し落ち着いてくれました。
お腹の毛が薄茶色いのは、毛色じゃなくて汚れだと思うんですよね...
シャンテってどんな意味なのかなぁ~と思って調べたら、フランス語でchantez「歌う」という意味だそうです。へぇ~凄いね、君、フランス語だって♪ おしゃれなお名前もらったねぇ。
で、当のシャンテ君、どのくらい人慣れ断固拒否かというと...
ひょいっと顔を出して、目でも合わそうものなら、即威嚇(;_;)
それが、シャーッとか、フーーーッと言うだけでなく、カッ!!と鋭く声というより息を吐き出す感じで、まるで口からレーザーでも出して攻撃しているようです。カッというレーザー砲を打つときは、鋭い猫パンチも同時に発動!!
逃げるが勝ちタイプではなく、攻撃こそが最大の防御ってタイプなのかな? いずれにせよ、怖さ&緊張で極限状態になっていそうです。
シャンテ君、何やらプ~~ンッと異臭が...。少し長めのフワフワ毛の持ち主なのですが、全体的に毛が濡れて薄茶色(茶の毛色の子ではあるのですが、それとは別の汚れた薄茶色)になっています。足は肉球に汚れが付いていて、床に肉球マークが残るほど。
トイレの中にべったり寝ていたんじゃないかな、というのがSさんと私の予想です。
この臭いが気になるのかな、猫好き侘助も、シャーシャー威嚇しっぱなし。
ちなみにシャンテ君、私にはレーザー砲と猫パンチを繰り出しますが、侘助にはニャァンと鳴くんです。猫は嫌いじゃないかも。
朝一番でお風呂に入れようと試みるも、捕まえようとする手が怖くて怖くて逃げ回り、なかなか捕まえられません。ようやく捕まえた、と思ったら、ガブッ!! とされてあえなく逃げられてしまいました。残念。でも、これ以上追い回して怖がらせるのは避けたほうがいいと判断。臭いけど、臭いけど臭いけど...臭いくらいどってことないワイ。
もう少し恐怖心が薄らいでからでも遅くはないさ。うん。
うーん、どうしたらオープンハートのゴロゴロスリスリ猫になってくれるかしらん。
買い物しながら閃いた。
ミルク → お母さん → 安心 → オープンハート
どうよ、コレ。ミルクをくれた人 = 安心できる人 ってことにならないかしらん♪
で、あげてみた。
お~、美味しそうに飲むじゃない!
でも、飲み終わったお皿を片付けようと手を入れたら、レーザー砲を打ってきた(;_;)
ちっちゃいけど男ってわけだね。この頑固者め!
という事で、おそらく今夜もお風呂は無理。臭い中で寝ることになりそうです(^^ゞ
だがしかし、そんなことでめげるオバさんと思ったら大間違いだぞ。
シャンテ君は、きっと甘えん坊の男の子になると思うけどな~。
家猫歴2年にして夫にまったく懐かない侘助や、お前もそうは思わないかい?
侘「???
そんなことより、僕は早く遊びたいです。」
「もう少し待ってな、侘。」